
この記事でわかること
- 2025年9月時点の中古相場の最新水準
- 年式・グレード別の価格帯
- 新車納期との関係
- 過去から現在までの相場推移
- 今後の売却・購入タイミングの考え方
1. 2025年9月の中古相場(概要)
- アルファード/ヴェルファイア全体の相場水準は依然として高止まり。
- 特に40系(2023年以降モデル)は、新車納期の長さもあり新車価格に近い水準で取引されている。
- **30系後期(2020〜2022年式)**も人気が続き、状態が良ければ新車時価格に迫るケースも。
2. 年式・グレード別の価格帯目安
(走行距離3〜5万km前後、一般的な状態を想定)
- 40系(2023年〜)
- アルファードHV Z系:600〜750万円
- ヴェルファイア ターボ Z Premier:650〜800万円
- 30系後期(2020〜2022年)
- アルファードHV:400〜550万円
- ヴェルファイア ガソリン:350〜480万円
- 30系前期(2015〜2019年)
- アルファードHV:250〜350万円
- ガソリンモデル:200〜300万円
3. 相場が高止まりしている理由
- 新車納期の長さ
→ 依然として4〜7か月待ち。即納希望層が中古へ流れる。 - 海外需要
→ 中東・アジアでの人気が根強く、輸出価格が相場を押し上げる。 - リセールの高さが周知
→ 「資産価値の高い車」という認識が広まり、需要が集中。
4. 過去からの推移(2023〜2025年)
- 2023年:新型40系登場で需要が急増。相場が一気に高騰。
- 2024年:新車供給不足が続き、中古価格はピーク水準。
- 2025年前半:一部で緩やかな下落傾向が見られたが、夏以降は再び持ち直し。
- 2025年9月現在:新車受注の再開により少し落ち着いたものの、依然として高値圏。
5. 今後の見通し
- 短期的(〜年末):大幅な下落は見込みにくい。新車供給が追いつくまでは高止まり。
- 中期的(2026年前半):供給安定や金利動向次第で相場が調整される可能性。
- 長期的:電動化モデル(将来のPHEVやBEV)が登場すると、既存モデルの相場に影響を与える可能性あり。
まとめ
- 2025年9月のアルファード/ヴェルファイア中古相場は依然として高水準。
- 40系は新車価格並み、30系後期も高値安定が続く。
- 新車納期が短縮しない限り、すぐに大きく下がる可能性は低い。
- 購入検討者は「新車待ちか中古即納か」を天秤にかける必要がある。
- 売却を考えるオーナーは依然として好条件で売れるチャンス。
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