結論（先にまとめ）
- 査定は1社だけに任せると損。
- 清掃・整備・タイミングの3要素で10〜30万円は変わる。
- 2025年10月時点は売却チャンス期。中古相場がまだ高止まり中。
1. 査定は「必ず複数社」で比較する
最重要ポイント。
- ディーラー下取りは安心感があるが、査定基準が保守的で価格が低く出やすい。
- 一方、買取専門店やオンライン査定は「販売力」を前提に高額提示が出やすい。
- 例：ディーラー見積り430万円 → 買取専門店480万円 という差も珍しくない。
👉 一括査定を使うと、時間短縮しつつ相場の“上限価格”が見える。
2. 査定前に「外装・内装」を整える
見た目の印象で査定額は大きく変わります。
- 洗車・ワックス・タイヤ艶出しは基本。
- 車内は「ニオイ」「ホコリ」「シートの汚れ」を重点的に。
- レザー部分のクリーニングは専用クリーナーを使用。
👉 専門業者に頼む必要はなく、1時間のセルフ清掃で十分プラス査定。
3. 純正パーツ・取扱説明書を揃える
- カスタム車でも「純正パーツを保管」しておくと評価アップ。
- 説明書・保証書・点検記録簿はすべて車内にまとめておく。
- 「整備履歴が明確」な車両は再販時の信頼性が高く、買取店が積極的に仕入れる。
4. 査定時期を見極める
- 3〜4月：新生活・引っ越しシーズンで買取強化
- 9〜10月：年末商戦前で在庫確保目的の高値提示あり
- 11月以降：需要が落ち、査定額が下がる傾向
👉 つまり、今（10月上旬）はまさに売却チャンス期。
5. 「感情を出さない」交渉が鉄則
- 査定時に「売るか迷ってます」と伝えると、強気価格が出にくくなる。
- 「他社でも見積もり中」「即決できるなら決めます」と伝えるのが効果的。
- 値上げ交渉は**金額ではなく条件（保証・引渡時期）**で攻めると成功率が高い。
実際に査定額が上がったケース（実例）
- 30系ヴェルファイア Z Gエディション（2020年式／走行2.8万km）
→ 洗車・タイヤ艶出し＋純正戻し後に再査定で ＋18万円。 - 40系アルファード Z Premier（2024年式／走行0.9万km）
→ 一括査定でディーラー＋42万円の買取提示。
まとめ
- 複数査定・清掃・純正戻し・書類整備・交渉スキルが査定アップの5本柱。
- 特に今（2025年10月）は「納期が長く、中古需要が強い」＝高く売れる条件が揃っている。
- 「下取りのまま」は損をしやすい。少なくとも2社以上の比較を行うことが大切。
コメント