
結論(先にまとめ)
- 2025年現在、アルファード/ヴェルファイアのリセールは国産トップクラス。
- 特にZ Premier系/HVモデルは残価率が高く、買取額も高水準。
- ただし、2026年以降の新型PHEV登場で相場変動の可能性あり。
1. リセールバリューとは?
リセールバリュー(残価率)=「購入価格に対して売却時にどのくらいの価格で売れるか」を示す指標です。
一般的に3年後の残価率が60%以上なら優秀とされますが、
アルファード/ヴェルファイアはそれを大きく上回る水準を維持しています。
2. モデル別リセールバリュー(2025年時点・概算)
| モデル | グレード | 登録3年後残価率 | 備考 | 
|---|---|---|---|
| アルファード 40系 HV | Z Premier | 約75〜80% | 最上級人気。中古需要高。 | 
| アルファード 40系 ガソリン | Z | 約70% | 法人・ファミリー層に人気。 | 
| ヴェルファイア 40系 HV | Z Premier | 約78% | 兄弟車の中で最高クラス。 | 
| 30系後期(2020〜22年式) | HV G | 約65% | 依然高値安定。 | 
| 30系前期(2015〜18年式) | HV G | 約50% | 落ち着き始めているが堅調。 | 
👉 トヨタ系ミニバンでは、ランドクルーザーに次ぐ“資産車”と言える水準。
3. なぜリセールが高いのか?
- 国内外での需要が圧倒的(特にアジア・中東で人気)
- トヨタブランドの信頼性
- 高級ミニバン市場の独占状態(競合はレクサスLMのみ)
- 供給不足・納期の長期化が続いている
4. 売却タイミングの見極め方
- ✅ 3年以内に売るのがベスト(減価率が緩やか)
- ✅ モデルチェンジ前に売却すると高値維持
- ✅ 納期が長い時期(=即納需要がある時期)は高く売れる
👉 2025年秋現在は「納期がまだ6か月以上」のため、
 中古需要が強く、売るには好タイミング。
5. 注意すべきポイント
- 改造車や社外パーツ多数装着車は減額対象になりやすい
- 修復歴・板金歴のある車は大きく下落
- 色は「ホワイト」「ブラック」がリセール最強
- ブロンズやグレー系は人気が分かれるためやや不利
6. 今後の見通し
- 2026年前半に登場予定と噂されるアルファードPHEV/BEVが市場を動かす可能性あり
- 現行HVモデルはまだ“最後のハイブリッド世代”として価値が高い
- 2025年末まではリセール高値が続く見込み
まとめ
- アルファード/ヴェルファイアは3年経過でも70〜80%の高リセール車種
- 現時点(2025年10月)は売却の好機
- PHEV登場後は相場が動く可能性があるため、
 「乗り換えを検討中なら年内が狙い目」
 
  
  
  
  
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