
「月々36,600円でアルファードに乗れる!?」そんな広告を見て惹かれた方も多いのではないでしょうか。 しかしその“安さ”の裏には、見逃してはいけないポイントが存在します。
この記事では、いま話題の「残クレ(残価設定型クレジット)」について、仕組み・メリット・デメリット・リアルな支払総額まで徹底解説します。
残クレとは?仕組みをかんたんに解説
残クレとは、車両価格のうち「数年後の下取り価格(残価)」をあらかじめ差し引き、残りを分割で支払っていく仕組みのクレジット(ローン)です。
例:アルファードZ(車両価格455万円)を5年残クレで契約した場合
- 残価:約294万円(5年後の価値)
- 月々:36,600円 × 49回 + 初回&ボーナス支払
このように、月々の支払いが軽く見えるのが最大の特徴です。
なぜ残クレが「ヤバい」と言われるのか?
SNSで話題になった投稿によると、
総支払額:約270万円(頭金除く) うち、割賦手数料:約112万円 → 総額の1/3以上が手数料!?
というケースも。 つまり、「安く見える月額」の裏に、実は高額な金利手数料が隠れている場合があるのです。
残クレのメリット・デメリットまとめ
メリット
- 月々の支払いが抑えられる
- 頭金が少なくても新車に乗れる
- 数年後に乗り換えを前提にするなら合理的
- 車のローンは固定費と考え常に新型車に乗りたい人には合理的
デメリット
- 金利手数料が高い(年利4〜7%など)
- 残価精算時に追加請求がある場合も
- 途中解約や長期保有には不向き
- 年1万km以上走る人は損
残クレはどんな人に向いている?
残クレはこんな方に向いています:
- 「月々の支払いを抑えてアルヴェルに今すぐ乗りたい」人
- 「3〜5年ごとに新車に乗り換える」ライフスタイルの人
- 「残価清算や走行距離制限を理解している」人
逆に、以下のような方は注意が必要です:
- 長く乗り続けたい人
- 中古で売ってお得に買い替えたい人
- 金利負担を最小にしたい人
結論:残クレ=”見栄の対価”と割り切れるかがカギ
残クレは「月々の負担を抑えて新車に乗る」ための選択肢として非常に便利です。 しかし、“安さの裏にあるコスト”を理解せずに飛びつくと、後悔することにもなりかねません。
あなたのライフスタイルと支払いプランに本当に合っているか、一度立ち止まって考えてみましょう。

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